「z会幼児コース」と「こどもちゃれんじ」、知名度や実績も同じように見えて、どちらを選ぶか悩みますよね。
私は両方を受講した経験から、ポイントは親の関わりだと思っています。
子供にどんな教育を受けさせたいのか、そのために子供に向き合う時間をどのくらい作れるのかが重要になります。
こどもちゃれんじとZ会幼児コースの違い
- ひとりでも取り組める: こどもちゃれんじ
- 親のサポートが必須: z会幼児コース
こどもちゃれんじは、子供が楽しく主体的に取り組めることに重点が置かれています。
発達に合わせて、ひとりで取り組む時間を増やす構成になっているので、親は見守る立場にシフトしていきます。
z会は、学びの芽を育む「あと伸び力」に重点を置いていて、体験を通したより本質的な学びを目指しています。
そのため、親にもじっくりと向き合う姿勢が求められます。
顧客満足度調査として毎年発表されているイード・アワードの結果にもこの違いがよく表れています。
- こどもちゃれんじ: 子供が好きな通信教育 1位
- z会幼児コース: 効果のある、教材がよい通信教育 1位
(2020年11月20日発表)
こどもだけでも取り組める【こどもちゃれんじ総合コース】
年齢に合わせた幼児通信教材『こどもちゃれんじ』
子供とじっくり向き合う時間を作るのがなかなか難しいという場合にオススメです。
とにかく子供の興味を引き出す工夫がたくさんありますので、親がつきっきりにならなくても子供が積極的に取り組んでくれます。
ワークは1課題3-5分程度で、課題数はコースが進むと増えていきますが、週末のみでも十分にこなせる分量になっています。
様々なテーマがバランスよく取り上げられていて、小学校入学までに必要なことはひと通り身につけられます。
既に学習習慣が身についていてワークが大好き、親もじっくり向き合えるという場合にオススメです。
こどもちゃれんじすてっぷ(年中)から受講できます。
毎月のおもちゃや絵本、 DVD はなくなり、ワークの分量が総合コースの倍以上になります。
受講費は同じですが、総合コースとは全く別物と考えた方が良いです。
難易度は通信教材の中でも高めで、親のサポートが必要です。
親子でじっくり取り組む【z会】
学びの芽を育む幼児通信教育『Z会幼児コース』
\無料お試し有り!月額1,870円から/Z会 幼児コース 入会金不要
将来を見据えて子供の教育にしっかり取り組みたい場合にオススメです。
教材はいたってシンプルで、基本はワークと体験型教材のふたつ、映像やおもちゃはありません。
ワークは1回5-10分で、平日に1-2回取り組む想定です。
体験型教材は、休日に親子でじっくり取り組ませる内容になっています。
例えば、スーパーで果物の産地を調べ、家に帰って地球儀で確認する、といった感じです。
最近注目されているアクティブラーニングにも通じるものだと思います。
子供が興味を持てるか、効果的な学習ができるかは親の関わり方次第で大きく変わります。
小学生コースはどちらを選ぶ?
こどもちゃれんじじゃんぷ(年長)になると、小学生コースに向けて気分を盛り上げていくテーマが多くなってきます。
子供がそれに乗っている場合、切り替えるのはかなり難しいです。
幼児コースはこどもちゃれんじ、小学生コースは z会とお考えの場合には、早めに切り替えるか、子供に伝えておくことをオススメします。
おためし教材で子供の様子を観察しておくのも良いですね。
こどもちゃれんじとZ会幼児コース、どっち?カリキュラムで選ぶなら
小学校入学を見据えて、基本的な生活習慣、基礎学力をつけたいならこどもちゃれんじ、5年後、10年後を見据えて本質的な学びを求めるならz会です。
こどもちゃれんじとZ会幼児コース、どっち?料金で選ぶなら
3年間で比較すると、こどもちゃれんじが7,260円お得です。
こどもちゃれんじ: 1,980円
z会: 年少1,870円、年中2,244円、年長2,431円(月額、税込)
こどもちゃれんじとZ会幼児コース、併用する場合
併用するなら、こどもちゃれんじ総合コース+z会です。
こどもちゃれんじ思考力特化コースとz会は傾向が似ていて、ワークも相当な量になりますので、あまりオススメしません。
こどもちゃれんじ z会 比較のまとめ
じっくり子供と向き合って学びをサポートしたいと思っても、現実には難しいこともあります。
我が家は1歳からこどもちゃれんじを受講、年少から理想高くz会へ変更したものの、現実には課題に取り組む余裕がなく、結局こどもちゃれんじに舞い戻りました。
どんな教材でも取り組めなければ意味がありません。
親も子も、無理なく続けられるものを選びましょう。
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