『Z会』と聞いて筆者はまず難関中学受験対策というイメージを持っていました。
Z会幼児コースの入会を検討した時、創立から90周年になること、また東大・京大を始めとする難関大学への合格者も利用者が多いと知りました。
そんなZ会が2013年に開講したのが「Z会幼児コース」です。
Z会幼児コースとは
「あと伸び」を教材コンセプトとして、幼児期に特に大切な5つの領域「言葉」「数・形・論理」「生活・自立」「自然・環境」「表現・身体活動」をワーク教材、体験型教材から学べるように構成されています。
①ワーク教材「かんがえるちからワーク」
知識の幅を広げ、考える力を育む。
②体験型教材「ぺあぜっと」
五感をフルに使う体験で、知的好奇心を広げる。
なぜZ会幼児コースに入会したのか
決して、我が子が難関大学へ行って欲しいと願って、入会したわけではありません。
知人の子供が3歳の時、「これ何?」「なんで?」の連発だったことがあり、驚いたことを覚えています。同時に、このくらいいろんなことにワクワクする子供になって欲しいと思いました。
幼児期のこの経験は大人になってもきっと役立つものだと根拠もなく確信したのです。(当時3歳だった知人の子供は学業優秀です)
これが、Z会幼児コースのコンセプトである「あと伸び」とまさしく一致しており、入会を決めました。
かんがえるちからワークやってみた
教材自体はいわゆるドリルですが、難しいものではなく、ちょっとやり方を教えれば3歳児でも取り組める内容でした。
シールを使って答える問題は我が子が一番楽しく取り組んでいました。
鉛筆、クレヨンを使い、運筆力を促進するような迷路や線引きも、初めて取り組む時には戸惑いながらも一度「できた!」が体験できると自信につながったようです。
「Z会やろうかー?」「やる!!」といった調子で、家族からはなんでそんなに好きなんだ?と疑問に思われるほどでした。
ぺあぜっとやってみた
体験型教材ぺあぜっとですが、親子体操のやり方が書いてあったり、身近にあるものを使って何かを作る遊び方が書かれていました。
こちらがなかなか思いつかないような、子供が興味を持って楽しめるポイントがいくつもあって親子で楽しめることができました。
3歳我が子の場合
我が子が机に向かって座り、親と一緒にワークに取り組むことはそんなに難しいことではありませんでした。
0歳から幼児教室に通い、幼稚園に入園する3歳まで続けてきた我が子だったからかもしれません。
親としては、まず毎日5分机に向かって座る習慣付けを身につけさせたくて始めました。
それからワーク通りにできなくてもいいというスタンスで見守り、ワークを通し我が子にはどんな声がけが合っているのか、また我が子の得意不得意を理解することを目的にしていました。
そのせいかとても楽しそうに取り組んでくれました。
Z会幼児コースお勧めする人
ワークをやっていて子供が間違えてしまった時、子供は大抵、できなかったり間違いを指摘されたことでイライラして、泣いて、やりたくない!になってしまいます。
その時、隣で親御さんがその子にあった声がけをして、子供が話を聞いてくれて再チャレンジし「できた!」に導くことができるかどうかにかかっていると思います。
泣きながらイヤイヤやるとやらされてしまいますから、これでは何の意味もないですね。
Z会幼児コースお勧めしない人
基本的に親が隣で見ながら一緒に取り組むものなので、家事や仕事の最中などに子供が一人でやっていて欲しいと考える方には3歳の時点では不向きなように思います。
Z会幼児コースのメリットデメリット
デメリット
おもちゃになるような付録もほとんどありませんし、先にも書きました通り、親が見る必要があるので面倒と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
またあと伸びをコンセプトにしていることから、読み書き計算といったものも少ないです。
メリット
あらゆる方面からのアプローチで、思考力、問題発見&解決能力、そして知的好奇心や創造性を育み、親子で一緒に楽しめる教材構成になっている点かと思います。
まとめ
親である私の感想としては、本当によく作られているなと思いました。
実際に、手を動かすのは子供ですが、誘導するのは親側なので
◎どんな意図があるのか
◎答えを導くための声がけの仕方
◎応用のやり方
も書かれていて、とても参考になりました。
そのおかげで我が子は楽しく取り組むことができたと思ってます。
【 『Z会』の記事 】
執筆ライター

Mさん
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