Z会小学生で中学受験準備しよう!
Z会概要を説明します。
① 受講費
息子が始めた1年生2教科のハイレベルは月々払いで5030円(年払いは15%OFF、半年払いは5%OFF)
*スタンダードコースは同じ1年生2教科で月々払いの場合4620円でした。
*タブレットコースは月々払いで3520円、タブレットは家庭で準備が必要のようです。
② 教科
1年生と2年生は「国語、算数、経験学習」が基本セットとなっており、その他デジタル教材の英語やプログラミング学習もあるようです。
③カリキュラム内容
紙教材とタブレットコースがあります。
息子は紙教材1年生を受講しました。
中学受験を見据え、やるなら初めからと「ハイレベル」を選びましたが、レベルの違いはなく、量が少し多くなっているようです。
教材は「メインテキスト」と「自習用ドリルZ」の2冊です。
「スタンダード」が「ハイレベル」よりも2、3回分少ない教材数となっているようです。
息子の選んだ「ハイレベル」はテキストが国語算数各10回分、ドリルは国語算数各15回分が表裏一体の1冊にまとめられていました。
④ 丸つけ・サポート(赤ペン先生のような返信システムはある?)
提出課題が国語、算数ともにあります。
担任指導者が名前を名乗り1人ついてくれます。
毎月添削返信では、名前で呼び合うスタイルですので、担任の先生からのメッセージやコメントを、〇〇先生から来た~、〇〇先生はコレが好きなんだ~と、1対1のやりとりとして、とても楽しみに取り組んでいました。
⑤ オンライン学習コンテンツはある?
1年生、2年生のプログラミングや英語はオンラインでのコンテンツのようです。
また、料金のところでも触れましたが、紙媒体教材だけでなく、デジタルコンテンツもあります。
デジタルコンテンツはご家庭でタブレットを準備しなければなりません。
ちなみに、3年生以降の「中学受験コース」はオンラインでの授業スタイルが組み込まれているので、一部必ずオンラインでの教材を使用するかたちのようです。
⑥ 資料請求について
資料請求はインターネットのHPで資料請求が一番時間や手間なく資料請求ができます。
もちろんDMの返信はがきでも、お客様センターに電話連絡でも可能ですが、返信や電話が繋がるまで時間を要しますし、ハガキでの資料請求となると、後日改めて確認作業がメールや電話で行われることになりそうです。
私はHPの内容確認だけで、資料請求せずに始めてしまいました。
Z会小学生がおすすめな方・おすすめしない方
おすすめな方「中学受験に備えて」
1年生2年生の内容は、チャレンジとレベルやボリュームに差はないと感じます。ただ、Z会は中学受験を見据えてのコースが3年生より開校されます。
塾に通う子供の復習教材として、またZ会通信教育だけでも中学受験をと考えるご家庭は、まずは日常の学びの習慣をつけるために低学年からZ会に慣れ親しみ始めておくことで、子供が受験したいと思った時の備えにもなるかと思います。
おすすめしない方「ご褒美はありません。。」
よく言えば勉強のみ、キャラクターはありますが、教材自体には特に登場せず、絵などはほぼなく、問題のみの冊子、テキストでした。
下の子はチャレンジタッチを始めたのですが、音やジュエルを集める、ポイントでアバターゲット!など視覚的聴覚的にも子供の気を引く教材となっています。
勉強に付随するゲームもあるので、タブレットに向かう時間は長くなります。
Z会もポイントを集めて~はあり、図書券や景品などがもらえます。しかし、そのポイントを貯めるには時間を要して、毎月何かもらえるシステムではありません。
そのため、何かできるようになったらシールが貼れる、できた!を集めることでやる気を引き出すタイプのお子さんの学び初めには向かないと感じます。
また、量をこなしたいとなると、1,2年生の通信教育教材には不足があると経験から感じました。
Z会小学生の受講のきっかけ・9割中学受験!?
息子が小学校に入学するにあたり、1つの問題が。。
息子の通う地区では、9割が中学受験をする、遅くとも3年生から、ほぼ全員指導塾に通うと聞き、恐れおののいていました。
越境希望を出したところで、子供の数が多く落選するということ、また周辺の小学校でも半数以上が私立中学に行く環境と知り、どこの小学校も同じ、神の思し召しに反してまではと、学区の9割中学受験の小学校に入学しました。
後で聞いた話では、息子の小学校に入学するために住所を学区に移す家族もあるとか。。
何が人気なのか中学受験の経験がない私たち夫婦には理解不能ですが、これが今の時代の都心の現状かなと静かに見守ると同時に、何か早生まれの息子に始めなければと焦る気持ちだけが増幅しました。
中学受験のための対策①通塾
まずは、出張や夜勤務のある母と、子供は元気でいればいい、と時間に自由は利くが呑気なことを言っている、勉強のサポートでは全く戦力にならない父。
まずは学習習慣をつけるため、またいつか未来、お友達が行っている塾に行きたいと言った時に入塾テストで振り分けられ悲しい思いをさせないために、大手の塾に1年生から籍を置き、週一回通塾することにしました。
もともと学ぶことが好きな様子の息子でしたので、1つの習い事感覚で始められ、低学年から始めることで、塾に対しての抵抗感も払拭でき、とりあえず週1回は勉強する習慣も付き、母としては中学受験にむけた未来への準備ができ安心しました。
中学受験のための対策②通信教育
「公文」は未就学児時代通い、毎日こなさなければならない宿題の量だけでなくお教室の方針など親の私の性に合わず、通っている子も多くいましたが、まずは通信教育を何かはじめようと決めました。
自宅学習のために、市販書籍ドリルなどを試したりしてましたが、不十分だった気がしたんです。
一番合ったのがZ会だった!『通信教育どれにする?』で迷った理由とは?
2-30年以上前の私の学生時代、主流は「進研ゼミ(チャレンジ)」か「Z会」、私は「チャレンジ」をしていました。
兄は中学受験、高校受験のために「Z会」で自宅学習をしており、絵も何もなく文字数がやけに多い「Z会」の教材は、憧れもありましたが、別次元のものと感じていました。
さて息子が通信教育を始めるにあたり、特に調べもせずに、自身の経験から「チャレンジ」と「Z会」の2択。
もともと算数や漢字に興味があり、入学前から少しずつ書籍で自宅学習をしていました。
親バカですが、なかなかの吸収力、理解スピードも速いように感じて、「チャレンジ」ではレベルが低いかも!?これは「Z会」向き!?と、思い切り偏った考えで「Z会」を申し込みました。
Z会1年生①料金
料金自体は他の通信教育よりも少々お高めと口コミにありました。
通信教育によっては確かに毎月1,000円代から始められるものもありますし、実際下の娘は未就学児のころ活用していました。
息子の中学受験する可能性に備えてとなると大手の通信教育で自宅学習を後押ししたいと思い、2代大手の料金を比べてみましたが、思ったほどの差がないと正直感じました。
自宅学習用に、ドリルなどの市販書籍を活用していますが、こちらは1冊1000円弱、国語と算数2科目様々な種類を購入するとなると、意外にも高くつくものです。
何度も反復練習させるためにと印刷していたこともありますが、外で印刷すると1冊買った方が安い場合もあります。
子供の学年、小学校に沿った内容の教材を毎月届けてくれるのは、親が書籍を選択したり購入するなどの手間も省け、金額的にも通信教育が勝るような気がしました。
Z会1年生②-1 学習内容(国語、算数)
国語と算数に関しては、伝えた小学校の教科書に沿って先取り学習といった形です。
毎月表裏で1冊にまとめられた学習ノートほどの厚みの大判テキストのみでの学習でした。
算数も国語も、この1冊では10日分もなく、息子の先取り勉強にはボリュームが不足してしまい、市販書籍を購入し、国語は漢字と文章問題、算数は計算、文章題を活用し補いました。
1年生の教材だからか、まずは学習に慣れるという感覚の内容で、音読したり、親に話を聞いて記入するなどの国語問題で占められていました。少しの文章問題のみで、漢字習得や言葉の問題はほぼないため、別で補う必要がありました。
2年生の4月号も引き続き受講しましたが、国語と算数は大まかな先取りという形で、経験できる量は1年生と変わらずでした。
息子は何度も繰り返し練習することで吸収するタイプでしたので、ボリューム的に合わないと感じましたが、勉強する癖付け、毎日何かしら取り組むための教材としてであれば過不足ないと感じました。
Z会1年生②-2 学習内容(経験シート)
Z会には「けいけんシート」が同封されていました。こちらは、毎月季節に沿った、趣向を凝らしたものを親子で経験したものを絵や文で表現し、添削問題とともに毎月送付するものでした。
「春を見つけに」散策して春の花を発見してしおりを作成したり、「アイスを作ろう」と材料を缶に詰めて氷と塩のひと回り大きな缶で覆い、転がす実験や、「シャボン玉を作ろう」「影絵を作ろう」「お餅つくり」などなど様々。
ほとんどが家にあるものや、100円均一で揃えられる材料で作ることができました。
面白いことに成功することもあれば、まさかの失敗することもあり、親子だけでなく、兄妹で試行錯誤で作成、表現し合うなどして一緒に楽しんでいました。
ママ友とも話すのですが、「けいけんシート」、ある意味面倒くさいといえば面倒なんです。
材料を揃えるだけでなく、休みの日に結構な時間を使い、在宅だけでなく外で実施しなければならないものもありました。
しかし、この「けいけんシート」があったからこそ親自身も経験できなかったものもありますし、子供との時間を強制的に共有することで知り得られる子供の意外な一面などもあり、ある意味一人前の親になるための通信教育であり、終わってしまえば、大変良い時間、良い経験だったと思います。
毎月返送されてくる担当の先生から美しい字で子供の良いところに焦点を当てた言葉が綴られており、子供も先生からのお手紙として、毎月楽しみにしていました。
Z会1年生③まとめ
Z会を1年間やってみて、国語算数教材のボリュームは各10日分くらいずつでした。
息子は量をこなして知識を吸収するタイプのため問題数が足りず、結果市販教材を購入して補う形となりました。
内容は通学する小学校の教科書に沿ったものでしたので、内容的には問題はなかったんですけどね…。
量をこなすには、問題数が足りなかったです。
なによりもおすすめなのが、1年生に付随している「けいけんシート」教材です。
材料を準備したり、作成や調理、観察のための外出など、お休みの半日を要するため時間や手間がかかり、正直毎月親のための通信教育、苦行のように、面倒に感じてしまうこともありましたが、終わってみると親子ともに大変良い経験、学びがありました。
他の通信教育にはない「けいけんシート」、今後理解や社会を学ぶ上での基礎となる、歴史あるZ 会の学びの導入方法だったんだと改めて関心、感謝しています。
1つ不満があるとすれば、チャレンジは添削問題を送付する際、切手は不要なのですが、Z会は決められた毎月3枚、国語算数けいけんシートを送付する際、120円を毎回貼らなければならないのは、少し教材費が高いにもかかわらず、、と感じてしまいました。
Z会3年生始めました
2年生になり、何も伝えないと次の年度のものが送付されてきました。
市販教材で先取り先取り学習していた息子、中学受験を目指す小学校ということ、早生まれの第一子で、気持ち的に何事も早めになんでも始めさてしまう親心で、1年生が終了した時点で2年生の国語算数を何となく終了していました。
そのため、2年生がスタートするにあたり、飛び級で3年生の教材に変更したいと思うようになりました。
下の子の同級生が、年長の時に、同じ「Z 会」1年生を生まれ年を誤魔化して始めている、と言う話を聞いたからです。
しかし今更、生まれ年を変更することもできず、、また親が3年生のドリルなどの書籍を都度吟味して購入し教えるスタイルを取っても良かったのですが、それもなかなか費用がかさみます。
下の子が「チャレンジタッチ」を始めたい!と言い出したので、息子も同時期に「チャレンジタッチ」を、3年生で!と生まれ年を誤魔化して始めてみることにしました。(ドキドキ)
何も言われることなく、普通に申し込んだ「チャレンジタッチ3年生」が届き、ペーパーとは違う勉強法が気に入った様子の息子。
この時点で「Z会」を辞めてしまっても良かったのですが、「Z会」は頭の良い人がやってる通信教育(という勝手な偏った、私の子供の頃のイメージ)を息子に続けさせたい!と。
サポートセンターに電話して、3年生を受講したい旨を伝えると、すんなり来月分から3年生を届けます、と変更してくれました。
Z会通信教育の教材は、チャレンジタッチとほぼ同じ、伝えた通学する小学校の教科書に沿った内容、スタンダード、ハイレベルともに、学校授業の先取りレベルだと思います。
まとめ
しかし「Z会」には3年生からは、「中学受験コース」があるようです!
学年変更依頼の連絡をした際に、紹介してくださったら、良かったのですが、、
並行してチャレンジタッチ3年生を活用しているので、少ししたら受験用に変更、トライしてみようと考えています。
そうすれば、また追加補足で書籍を購入して親が教える頻度も減るのではと期待しています。
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