今、英語を勉強したいと思っている人は、どういった勉強をしてるんでしょうか?
在米歴19年の留学経験ありの私がベストな英語学習の方法を考えてみます。
子育てママの英語勉強法とは?

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- 英語は経験値!
- 英語はツール
英語は経験値!

まず、英語は経験値です。
日本人の多くは、中学生、近年では小学生から英語学習が始まりますが、なぜ多くの日本人が英語を話せなかったり、苦手に思っているのでしょうか?
理由は簡単。まず、アウトプットが少なすぎます。
日本は、幸か不幸か、単一民族。日本の国は、海に囲まれ、国境というものが存在しません。
必然的に、日本に入国してくる外国人は、船か飛行機でしか移動できないことになります。
国境を越える方が、入国の仕方がはるかに難しい日本という国は、昔から外国人が入国しづらい国なのです。
必然的に、国内の外国人の数が限られてきます。
最近では、都市によく留学生や外国人が出歩いてみるのを見かけますが、隣国と国境で区切られている国とでは、圧倒的に外国人の数が少なく、日本人にとっては、外国人と話す機会があまりありません。
自分で努力して外国人と話す機会を見つけていかないと、英語を話すチャンスもありません。
英語はツール

英語は言語です。ツールです。
使うことで上達します。言い換えると、使わないと上達しません。
英語がうまくなりたい!英語を勉強したい!と思っているのなら、英語を使う環境に身を置くのがベストです。
『日本国内で、英語を使う環境に身を置く』のは、かなり難しいです。前述のとおり、日本国内には英語を話す外国人が少ないので、経験値を積もうにも、そのチャンスも巡ってきません。
ただ、最近はテクノロジーの発達により、SkypeやYouTubeなど無料で使えるツールもたくさんあります。
子供の英語の勉強と大人の英語の勉強は違う!

子供は耳が良いので、英語は自然と覚えます。
むしろ、アメリカ在住の日本人ママさんたちは、日本語教育に力を注いでいます。
アメリカ在住であれば、英語に触れる機会が多いので、英語は自然に身に付きますが、日本国内に住んでいない場合は日本語の方が断然習得が難しいです。
日本に住んでいる子供の英語学習も、やはりインプットが必要です。
もっと言えば、インプットの量。(インプットの量については、子供も大人も量が多ければ多いにこしたことはないです)
子供が、毎日、英語に触れる環境を作ってあげれば良いわけです。
ここで、まず一番大事なのは、耳を英語に慣れさせること。
文法などの知識は、この時点では必要ないです。
ブロークン英語でも良いから、英語を話させる。英語の文法が間違っていても指摘しない。
耳を慣れさせ、英語で話すことに慣れさせます。文法は、インプット量が多ければ、自然と興味を持ったり、身についてくるので、その時になったら、正してあげたりする必要があります。
反して、大人は、すでに日本語が話せる状態。舌が固いし、頭も固い。発音も覚えも、子供ほどの柔軟さはありません。
ここでも、インプット量が問題。多ければ多いほど、良いです。英語に触れれば、触れるほど上達します。
大人の場合、小学校、中学校で英語を習っているため、文法で英語を組み立ててから、話がちです。
そして、間違うのを恐れる。これが一番問題。
先ほども言いましたが、英語はツールです。
専門的な分野、ビジネス、発表などに英語を使う、という場合以外は、ブロークン英語でも構わないのです。
『間違ってもいい、相手に通じればいい』という気持ちで英語を話してください。
間違うことは怖くありません。
もちろん、人間だし、大人だから、間違いたくない、という気持ちが働くのは、痛いほど分かります。
でも、英語学習において(または、すべての外国語学習において)、間違うことは正義です。間違って当たり前。
子供は、最初から日本語がうまく話せますか?
2歳児は、上手な発音で話しますか?
そんな子供がいるなら、神童と呼ばれる枠の子供だと思います。
実際は、そういう子はまれで、一般の子は、徐々に日本語が話せるようになります。文法もなにもなくて、言い間違いはしょっちゅう。
それが当たり前。
大人の英語学習もそれです。
間違って当たり前。
話すことを、間違うことを恐れていたら、上達はありません。
英語を独学で大人になってから勉強する

私は、ほぼほぼ、英語学習は独学で、英語を話す相手は、ほとんどいませんでした。
公共の交通機関で行ける距離に、インターナショナルスクールがあったので、英語のネイティブの先生と英会話クラスを取ったりしました。
有料の英語クラスは、ピンからキリですが、一概に高額な英会話クラスが良いとは言えません。
自分のニーズに合った英会話クラス、TOEFLクラス、TOEICクラスを受けるのがベストです。
あと、距離です。自宅から、職場からの距離。
遠くでも良い学校、クラスはありますが、気軽に通えるのがベストです。
留学後は、英語の会話相手は、同級生だったり、交際相手だったり、学校の先生だったり、いろいろです。
留学後、実務経験中は、英語の会話相手に困ることは無いので、間違いを恐れずにどんどん話して下さい。
ただ、留学生が留学生同士で集まって、そのグループ以外での付き合いが無い日本人の友達もいましたが、英語の上達は遅かったです。
やはり、英語の勉強をしに来ているのだから、英語が話せる相手と付き合うのが良いです。(交際という意味ではありません)
スクールに行って英語勉強する

受講費、運賃、教材費、いろいろかかってきます。
社会人なら、ある程度のお金は自由になるので、スクールに通ったり、クラスを取ったりしても、良いかと思います。
ネイティブの発音は、生粋の日本人にはまねができないので、ネイティブが教えてくれるクラスが良いと思います。
長年、英語を話していても、アクセントは消せないので、ネイティブの発音は貴重です。
アプリ・オンラインサービスを使って英語勉強する

身近で、英語に触れたいなら、YouTubeで英語を聞くことから始めると良いと思います。
私も、よく興味のあるYouTube動画を観ますが、たまに日本語字幕が入る動画もあります。とても身近に使えて便利。
私が英語勉強していたころは、アプリなど存在していなかったので、英語学習アプリに関しては詳しくないですが、読み書きだけでなく、発音も勉強できるアプリが良いです。
音声が出て、聞けるやつですね。
私のこと。どんな人?偉そうに英語勉強語ってるけど?

偉そうに、英語を語っていますが、私は、アメリカ大学留学で、心理学専攻、犯罪学副専攻でカリフォルニア州の4年制大学を卒業しました。
留学前は、多少、英語勉強のために英語クラスを取ったりしましたが、基本独学で、TOEFLの合格点を出し、願書出願しました。
当時は、今のように留学サービスなど充実してなく、全て自分で願書提出、学生ビザ申請などをしました。
また留学後、結婚前、一時期子供向け英会話講師をやったこともあります。
ちなみに、今現在、子持ち専業主婦ですが、アメリカで7年の実務経験もあります。
法律事務所で事務員として働いていましたが、パラリーガル資格取得後、2年間傷害関係の訴訟案件を扱うパラリーガルとして働いていました。
子供たち二人は、アメリカ生まれのアメリカ育ち。二人とも日本国籍・アメリカ国籍保有者です。
自己紹介する際は、上記のようなことをふまえて、話していますが、実際の私は、全く優秀でもなく、普通の人です。
高校受験では、受験勉強するのが面倒くさくて、偏差値も無難な高校を選びました。
偏差値順に数えて、下から数えた方が早い学校でした。高校時代は、引きこもり、登校拒否になったこともあります。
大学受験で失敗し、一浪しましたが、またも大学進学はせず。
インターンシッププログラムで9カ月間、カリフォルニア州の都市で、ホームステイ体験をしました。
帰国後、留学のため、勉強とバイトを掛け持ちして、必死に頑張りました。
子育てママの英語勉強法のまとめ
人生の中で一番勉強した時期は、大学時代でした。英語も心理学も大好きだったので、辛かったですが、今は良い思い出です。
私は、ただ少し、他の人より一歩踏み出す勇気があっただけなのかもしれません。